「自分の居場所」ふるさとで門出
成人式前日。祖母の朋子さんは、日菜さんの帰りを心待ちにしていました。
成人式前日の祖母・朋子さん「さみしいんです。ここで一緒に暮らしていたから。日菜ー日菜ーって毎日のように叫んでいたもんだから、日菜っていう言葉が出ないとさみしいんです」

日菜さん「ただいまー」
朋子さん「おかえりー!会いたかったわ」
日菜さん「どう?かわいい?」
弟・昊太さん(中2)「いや、姉がこんなになるとは思ってなかったというか…大学に行って変わってしまった。やっぱ上京するとそうなっちゃうのかなってとこはありますよね」

東京から帰ってくる途中、日菜さんは初めて自分で仏壇に供える花を買ってきました。
日菜さん「楢葉に帰りたくて病気になっても治療をがんばったり、透析したりしてみんなで一緒に帰れるようにがんばっていたから、よろこんでほしい」

成人式当日。
父・成雄さん「いつもよりきれいだわ」
祖父・典夫さん「感動だね」

久しぶりに家族で過ごし、ふるさとで人生の節目を迎えた日菜さん。これまでと、これからを語りました。
日菜さん「楢葉でいろんな人に支えてもらいながら生活して、震災も乗り越えて生活できたからこそ今の自分があると思うから、感謝の気持ちを忘れないで、自分の夢を叶えながらいろんな人に恩返ししていきたい。帰りたいって思える自分の居場所がある町です」














