解散から投開票まで、わずか16日間。高市内閣が発足して初の国政選挙となる衆議院選挙が27日に公示されました。「政権選択選挙」としても位置づけられ、物価高を踏まえた経済対策や子育て支援、安全保障なども争点となっています。

【鹿児島1区】

鹿児島1区に立候補したのは届け出順に、
▼自民党比例九州前職で5期目を目指す宮路拓馬さん(46)
▼参政党新人で医師の牧野俊一さん(40)
▼共産党新人で党の非常勤職員の小山慎之介さん(42)
▼中道改革連合前職で9期目を目指す川内博史さん(64)
の4人です。

【候補者の第一声】

宮路拓馬 候補 自民・前(4)
「高市政権の下での政治を続けるか、あるいは野党にまた日本の舵取りを委ねられるか。まさに政権選択の選挙。困った時には助け合い、安心して家庭を持ち、そして夢を持って働くことができる。そんな鹿児島が、そんな日本が待っている。そう皆さんと思いをひとつにして、この選挙戦ともに戦って参りたい」

牧野俊一 候補 参政・新
「まずはこの消費税という、中小企業にかかってくる、あらゆる企業にかかってくる過酷な税金を、一律で全ての品目に対して5%ないし3%というふうに全品目できちんと減税を行って、それではじめて企業の手元にお金が残る。消費税という減税を段階的にでも廃止に向かって持っていきたい。政府が向かう方向性が本当に国民の利益にかなうのか。国民の誇りとそして生活を守り抜くことができるのか。その視点からきちんと政府の行動を監視して導きたい」

小山慎之介 候補 共産・新
「大企業や富裕層へ課税をして、優遇された税制を見直して、責任ある財源をつくっていきます。まずは消費税を緊急に5%へ引き下げて、インボイスとともに廃止の実現をしていきます。戦争をしない、軍隊を持たないと掲げた憲法9条をいかした粘り強い対話での信頼関係を育んで戦争のない未来にしていこう」

川内博史 候補 中道・前(8)
「生活はどんどん置き去りにされる。地域はどんどん置き去りにされる。中小・小規模企業はどんどん置き去りにされていく。政治を根本から変えて、再分配を旨とする愛ある政治に変えたい。物価高対策としては、財務省が消費税は物価の一部だと言ってるので、消費税を減税する、物価の一部を下げるので物価が下がる。これが政治が物価高対策としてやるべきこと」

1区は前職2人を中心とした戦いに、新人2人がどこまで割って入るのか。激戦が予想されます。

▼自民党の宮路さんは南さつま市出身です。前回の衆院選で選挙区で敗れた悔しさをばねに、高市内閣の高い支持率を生かし、無党派層への取り込みも図ります。

▼参政党の牧野さんは京都府出身です。去年の参院選に続き国政選挙への挑戦は2度目で、無党派層や既存政党の批判票の取り込みを狙います。

▼共産党の小山さんは鹿児島市出身です。1区に共産党の候補が立候補したのは12年ぶりで、党の組織票に軸足を置きつつ、保守層や無党派層の票の切り崩しを狙います。

▼中道改革連合の川内さんは鹿児島市出身です。高市政権を批判しつつ、立憲民主党と公明党の議員とも連携して、新しい支持者への浸透に力を入れます。

鹿児島1区は特定の支持政党を持たない無党派層をどこまで取り込めるかも勝敗のカギを握りそうです。