スポンサーゼロからの再出発

この4年間で最も大きな変化の一つが、取り巻く環境だった。北京オリンピックを逃したことでスポンサーが下り、不安もあったと当時を振り返った。

高橋さん:
この先どうなるんだろうっていう不安もあったと思うんですよね。どういう風に自分を鼓舞して、原動力は何だったのか、教えてください。

小野寺選手:
まずスポンサーがゼロから始まり。でもお金の大切さとか応援してくださる人のありがたさをより感じながら今この場にいられるので、4年前もすごいありがたい気持ちでやってはいたんですけど、より応援の力とか支えてくださる人の力とか感謝の気持ちをすごく感じています。

吉村選手:
自分が次の4年後に向けてすぐに頑張りますっていう、頑張りたいっていうふうな気持ちにならなくて。考える時間が必要で、でも時間が経つにつれ、やっぱりもう一回、4年かけてオリンピックを目指したいっていう気持ちが出てきて、みんなもまた4年後に向けて同じ気持ちだったので。スポンサーはゼロからスタートだったんですけれども、仲間がいたっていうところで何とかなるだろうみたいな。そのときは、何の確信もないですけど何とかなるだろうっていう感じでスタートを切って、本当にたくさんの方が応援してくれて、遠征にいくためにクラウドファンディングっていうのも活用させていただき、ファンの方たちに支えていただきながら。本当に感謝しています。

高橋さん:
少し考える時間がほしかったとおっしゃってたじゃないですか。どのくらい前を向くまでに時間がかかりましたか。そして誰が「よし、行こうよ」みたいなきっかけを作ったとかあります?

吉村選手:誰だったかな?

小野寺選手:どのくらいかかったんだろうね。1週間とか2週間とか?

吉村選手:
2週間ぐらいみんなで考える時間がそれぞれあって、何かのタイミングでみんなで集まってそれぞれの思いをしゃべって「やるか」みたいな感じだったかな。ちょっと鮮明には覚えていないんですけど。

小野寺選手:
どのぐらいかかったとかは覚えていないんですけど、やるってなったらすごく前向き。

吉村選手:
前向きでした。行ってみるか。

小野寺選手:
どうにかなる!

吉村選手:
なんとかなるっしょ!みたいな。