五輪で金メダルをとるために全てを一から徹底的に見直し
高橋さん:
この4年間どんなことを1番の武器にしてきたとか、強化してきたとかありますか。
吉村選手:
そうですね。本当にいろんなこと、全てにおいて一から見直して。トレーニングなんかも新しいことにちょっとチャレンジしながらやってきて、陸上トレーニングなんかも専門の陸上のオペレーターをつけてやったりとか。柔軟の部分でバレエストレッチの専門のスタッフに見てもらって柔軟を強化したりだとか、なんか本当にいろんな分野に対して、トップの人に見てもらいながら本当に時間をかけてやってきたなっていうふうに思っています。
高橋さん:
そういった意味では『フォルティウス=より強く』っていうラテン語の意味はありますけれども、フォルティウスを一言で言うならどんなチームですか。
小野寺選手:
粘り強い。吉村自身がすごく粘り強くて負けず嫌いで、なんかそれがチームを引っ張ってってくれるというか、チームに波及して、粘り強く戦えるチームになってますし。代表決定戦も負けたら終わりの試合5回やって、全部どうにか勝ち続けて、冷静になって聞くと恐ろしいなっていう感じだったんですけど、でもそれぞれがあまり切羽詰まってなくて、「もう私達はどうなっても最終的には勝つ」っていうのを、それぞれが信じてやっていたので、それぞれのメンタル面は変わったのかなって思います。
高橋さん:
吉村選手はこの4年の間に結婚・出産ということがありました。そして産休に入って一回外に出るっていう怖さとか不安はなかったですか。
吉村選手:
無かったわけではないですけれども、自分がチームから抜けることっていうのはチームとしてはすごく大きなことですし、ポジション的にもそうなので、みんながポジションを入れ替えて、結果を出して行かなきゃいけないっていうところではみんなが本当に頑張ってくれてて。その中でもみんなが成長してくれていてチームを繋いでくれていた。自分自身も子どもを産んで競技に戻りたいという気持ちがあったので、戻るっていうふうな決断をしていたんですけれども、でも産んで「はい、またスキップのポジションっていうわけにはいかない」と自分では思っていて。それだけみんなこの一年かけて成長してきてるし、自分もそれ以上のパフォーマンスでなければやっぱり戻れないっていうふうに自分の中で思っていたので、そこへの覚悟を持ちながらできることから少しずつやっていってたという感じです。
小野寺選手:
私たちはオリンピックで金メダルを取ることを目標に取り組んでいるチーム。やっとオリンピックにこのメンバーで出場できることが決まって、着実にチームは成長して強くなっていますし、世界のトップ相手にも勝ち切れる力があるので、それぞれのチームを信じる力であったり、チーム力を存分に発揮して、金メダル獲得に向けて頑張っていきたいと思ってます。
長野五輪から正式採用されたカーリング。日本女子は8大会連続で出場を決め、前回大会は過去最高の銀メダルを獲得している。


















