建物や天然記念物など地域にある文化財の保存と活用の促進を図る国の地域計画に大分県内で初めて竹田市のプランが認定されました。
この制度は文化財の保存や活用に向けて市町村が目標を定め具体的に取り組んでいく計画を国が支援するもので、審議会の答申を受けて文化庁が認定します。
審議会がこのほど新たに全国18の市と町を認定することを答申し、県内で初めて竹田市のプランが認定されました。竹田市には現在史跡の岡城跡や天然記念物のミヤマキリシマ群落など国や県、市の指定文化財が247件あります。
計画ではこれらの歴史文化を活かし、学校教育との連携やバーチャルで物を映し出すARアプリの活用を進めることなどが盛り込まれています。
認定を受けて竹田市は「市民と一丸となって貴重な文化財を後世に残す体制を作っていきたい」と話しています。