旅で手にした「人とは違う“私ならではの人生”」

 そんな思いは、“ロンバケ”出演ののち映画・ドラマへの出演が8年間途絶えたこととも「すごくつながっています」という。演技の仕事から離れていた時期、彼女を魅了してやまなかったのは“旅”だった。

 「勉強したいという気持ちが湧き起こってきたんです。勉強したい、もっと世界を知りたい、出会ったことない方たちに出会いたい、旅をしたいっていう心の声が大きくなってきて、じゃあ旅に出よう、と。かなり何年も、本当に旅から旅へ…」「こちらとしては(演技の仕事に)門戸を閉ざしたことは一度もないんですけど、(日本に)いなかったということが続いたので、いつのまにか…」と、8年間にわたる俳優業休業の真実を打ち明けた。

 山口にとって“ロンバケ”後の8年間は、自分自身の内面をもっと豊かにしたいという思いに突き動かされた期間だった。林が「旅をすることで自信はついてきたんですか?」と尋ねると、山口は「俳優としての自信は一生つかないと思いますけど」と前置きしつつ、「選ぶ幸せがあるんです、私たちには。それをチョイスしながら、人とは違う“私ならではの人生”を歩めているという自信は、自分の中に積み上がってきています」ときっぱり語った。