《クサツネと険しい峠を越えて…遠回り旅で出会った〝女川の海〟》

震災遺構の大川小学校を離れ、ほどなくすると、近づいてきた車の中から女性に声を掛けられました。
声を掛けてきた人たち
「あら~こんにちは。塩を売ってらっしゃるの?」
「どうやって泊ってるの?」
高田晃太郎さん「毎日、野宿で…」
声を掛けてきた人たち
「野宿してるの?これまた寒いところ…大変でございます」
「北海道から来たの?すごーい」
「女川町にも、もしも良かったら寄ってください」

予定のルートに女川町はなく、立ち寄れば、かなりの遠回りになることになりますが、そんな旅も、相棒のクサツネと一緒ならではの楽しみです。早速、旅のルートを変更して、宮城県女川町へ向かうことになったものの、20キロ以上も遠回りすることに…。

道路工事の現場に差し掛かり、こんなやり取りもありました。
工事関係者「もしかして通ります?」
高田晃太郎さん「はい」
工事関係者「馬で引いた、なんか馬車みたいなのが通ります」
工事関係者の無線「何が来たって?」
工事関係者「なんか馬…?馬がリヤカーを引いて」
石巻市から女川町へ続く道には、いくつもの峠があり、トンネルも…なかなか険しい道のりです。
高田晃太郎さん
「あと4つくらいは、山があると思います」
途中ですっかり日も落ち、この夜も野宿です。そして、移動の疲れを癒してくれる満天のもと、クサツネと眠りにつきました。
翌朝、最後の坂を越えると、女川の市街地に入ります。

高田晃太郎さん「いや~ぁ、この坂はキツイ!」














