30歳以下の優秀な映像制作者に贈られる「ヤング映像クリエーターを励ます賞」が発表され、MBSのドキュメンタリーが優秀賞に選ばれました。

 J・VIG(日本映像事業協会)の「ヤング映像クリエーターを励ます賞」は、テレビ業界で働く30歳以下の優秀な映像作品制作者に贈られるもので、今年度で27回目となります。  

 その優秀賞に、MBSが去年10月に放送した映像’25「ともに生きる ~強度行動障害と家族~」を制作した萩原大佑ディレクター(27)(写真の前列右から2人目)が選ばれ、21日午後、東京都内で授賞式が行われました。


 この作品は、突然パニックを起こすことがある「強度行動障害」の息子とその親をめぐり、息子が施設に入所し初めて離れるまでの1年半を取材し、家族の葛藤や支援のあり方を考えるドキュメンタリーです。

萩原大佑ディレクター(27)
「取材を始めたきっかけは、私が大阪府警の捜査一課担当時代に起きた、施設に入所する強度行動障害のある人への虐待事件でした。なぜ、施設職員は虐待をしてしまったのか。強度行動障害を取り巻く支援のあり方はどうなっているのか。取材を進めると、子の自立を望んでも入所できる施設が見つからず、苦悩する家族の姿が見えてきました。今回の賞に選んでいただいたことで、より多くの人にこの作品が届けば嬉しいです」  


 授賞にあたって、「キレイごとでは済まない辛い現実や、家族の愛を全て曝け出すドキュメンタリーで見応えがあった」と、審査員から講評がありました。