放置された木、捨てられる実…「衝撃受けた」

4年前に下田市の白浜海岸の近くで開業した蒸留所です。東京都出身の伊藤代表は、消費者やバーテンダーの好みに合わせた酒づくりをしたいと考え、新たに蒸留所を立ち上げることを決意。下田市白浜の空き家の所有者と出会い、その一部を蒸留所に改装しました。
<伊豆下田白浜蒸留所 伊藤代表>
「下田という土地を調べていく中で、特に私たちがつくりたい柑橘のお酒で、重要な素材になるダイダイがたくさんあることも知りました。下田が、私たちがつくりたいお酒にも適していて、下田に決定していった流れになります」
ダイダイには爽やかな香りとほろ苦さがあり、国内でも果実酒として使われています。伊藤代表がダイダイを使おうと決めたもう1つの理由が、「フードロス」の削減でした。
<伊豆下田白浜蒸留所 伊藤代表>
「(ダイダイの年間)数トンがお金も使われて廃棄されているという現状を見ました。実際に畑だったり、山を見る中でも、放置されたダイダイの木の多いこと、多いこと。そういった素材に私たちは衝撃を受けまして」
ダイダイは正月の縁起物として利用されていますが、飾られた後は生ごみとして捨てられることが多く、ポン酢やジュースなどに加工された後の搾りかすも、大半は廃棄されます。














