被害者家族に突き付けられるさらなる現実

交通事故は、誰にでも起こりうる可能性があります。そうした中で秋山さんは、生徒たちに、『治療には多額のお金が必要だ』という現実も考えてほしいと語ります。

(秋山隆志さん)
「実久の場合は、9日間で(治療費が)約30万円以上かかりました。これは私たちが払ったお金です。大体ひと月に100万円ぐらいの治療費がかかります。もちろん交通事故の場合、健康保険は使われません。使うことができないんです」

「(交通事故の場合)相手からケガをされたっていうことで、健康保険は対象外となります。なので実費か相手の保険会社に請求してください、ということになります。長く治療すれば、それだけ治療費もかかります」

「皆さんのお宅で、2週間に1度、50万円ずつ払ってくださいっていう請求に耐えられる家がどれだけあるでしょうか? 毎月100万円ずつ借金をしていかなきゃいけない。これが被害者の現実です」