山形県天童市の児童がきょう(19日)、パラスポーツの「ボッチャ」を体験しました。障がいのある人への理解を深めるきっかけになったようです。

手や足、道具などを使って、ボールを的に近づけるスポーツ、「ボッチャ」。

東京パラリンピックでも正式種目になり、日本代表選手が金メダルも獲得しました。
きょうは、天童市立高擶(たかだま)小学校で体験会が開かれました。

天童市社会福祉協議会・後藤宏樹さん
「ボッチャというスポーツを通して、(障がいのある人への)理解いただければなということです。街の中で困っている人がいれば、声をかけてくれるような気持ちも一緒に学んでいただければなと思います」

ボッチャは、それぞれ赤と青のボールを6個ずつ持ち、白いボールにより近づけて、得点を競います。
カーリングのようなイメージです。

さむ~い体育館の中でも、児童たちはボッチャに夢中!
白熱したプレーで盛り上がっていました。

児童
「ボールを近づけるのが楽しかった。次もやりたい」
誰でも気軽に楽しめるボッチャは子どもたちが、福祉への関心を寄せるきっかけになっていたようです。

児童
「めっちゃ楽しかったです。障がいの人でも楽しめたりめっちゃワクワクするような体験ができていいと思います」

障がい者スポーツ指導者協議会・蜂谷真和事務局長
「障害を持っている方も、持たない方も一緒に楽しめる競技ですので、こういった形で普及していければと思います」