日中関係でレアアースに影響か 懸念する企業「高市さんに何とかしてもらわないと」
高市総理の台湾有事をめぐる発言をきっかけに、悪化する日中関係。経済界から強い懸念が出ている。

ニトリHD 似鳥昭雄会長
「ものすごく心配しています。早く日本政府が手を打ってほしい」

日本商工会議所 小林健会頭
「日本経済全体の問題として捉えていかないといけない」
1月6日、中国は軍事転用の可能性がある品目について、日本への輸出を禁止すると発表した。

影響が心配されているのがレアアースだ。民生用にも不可欠で幅広く利用され、7割以上を中国からの輸入に頼っている。
ジャーナリストの後藤謙次氏は、高市総理が解散を選んだ背景をこう指摘する。

ジャーナリスト 後藤謙次氏
「一番大きいのは日中関係。日本の産業の命綱であるレアアースに中国側の輸出制限が入ってきた。これが国会で追及される。厳しい予算委員会を想像しただけで、自分にとっては不利な状況になると」
中国から輸入したレアアースを磁石に加工している「姫路電子」。

姫路電子 網嶋重昭社長
「これが中国から入ってきた状態。磁石になる前のもの」
用途に応じて、中国で加工したレアアースに専用の装置で一気に電流を流すと⋯

村瀬健介キャスター
「今の1発で?もう磁石になっている?」
レアアースを使った磁石の特徴は、強い磁力だ。小型化や高性能化にも適していて、スマートフォンや自動車、医療機器など幅広い製品に欠かせない。
網嶋重昭社長は、この先レアアースを輸入できなくなるのではないかと心配している。

姫路電子 網嶋重昭社長
「3分の1ぐらいしか入ってこない。全部止まっているわけじゃないけど非常に少ない。2か月ぐらいの在庫はあるが、その後どうなるかわからない」
材料の入荷が減ったため、工場の稼働率を6割程度に落としているという。
村瀬キャスター
「経営的にはかなり打撃が大きい?」

姫路電子 網嶋重昭社長
「今のところ在庫があるから、在庫で調整しているから。将来的には問題だね。2~3か月後には影響してくるだろう」
中国依存から脱却するため、南鳥島沖で日本独自のレアアースを調達しようとする動きもあるが…

姫路電子 網嶋重昭社長
「それ何年先?4~5年はかかるでしょ?何とも我々しようがないからな。高市さんに何とかしてもらわないとしょうがない」
村瀬キャスター
「日中関係どうしてほしい?」
姫路電子 網嶋重昭社長
「そりゃ元に戻して欲しいですよ」














