休日の“寝だめ”は逆効果「毎日少しでも睡眠時間を延ばすことが大事」
井上キャスター:
睡眠ゲームアプリ 「ポケモンスリープ」の大量のデータから、分かってきたことがあります。
【睡眠別タイプ】
▼健康的な睡眠
▼長時間睡眠
▼断片的な睡眠
▼不眠傾向
▼社会的時差ボケ

上記のように分けられる「睡眠タイプ」の中で、仕事の効率が最も悪いのは休日に“寝だめ”をする「社会的時差ボケ」タイプでした。
平日と土日の睡眠時間が大きく変わってしまう人も多いと思いますが、この差はどう考えればよいのでしょうか。
筑波大学教授 柳沢正史さん:
これは睡眠時間の差だけではなく、遅寝・遅起きと早寝・早起きの差も関係しています。
例えば、月曜から金曜までの睡眠時間が午前0時~午前6時だとすれば、中央時刻は午前3時です。一方で、休みの日に夜更かしをして、睡眠時間が午前2時~午後12時だとすると、中央時刻は午前7時となり、平日と休日で4時間の差が出てしまいます。
自ら時差を作り出してしまうことから「社会的時差ボケ」と名前をつけられています。
筑波大学教授 柳沢正史さん:
(社会的時差ボケにならないためには)中央時刻の差をプラスマイナス1時間以内くらいに抑えたいところです。
週末に長く眠らないと追いつかないという場合は、早寝・遅起きをすることだと思います。
とはいえ、30分でもいいから早めに寝て、少しでも毎日の睡眠時間を延ばすことが一番大事です。それによって週末に“寝だめ”をしなくて済むようになることが理想的です。

井上キャスター:
労働生産性を経済損失額に換算すると、「健康的な睡眠」グループと比較して、「社会的時差ボケ」グループでは、1人当たり年間13万6000円分の損失になるということです。さらに、日本社会全体に当てはまると仮定すると、年間約1兆円の損失だといいます。
柳沢教授によると、社会的時差ボケは「酒に酔っぱらったような状態」に例えられるといい、ですから、日々の睡眠時間を少しでも伸ばした方が良いということです。














