32年ぶり日本開催のアジア大会へ
赤松:走高跳だと成功か失敗かがすぐに分かるので、普段陸上は見ないけど、今回(世界陸上を)見てめちゃくちゃ楽しかったと言ってもらえました。陸上や走高跳に興味を持ってくれた人が増えたんじゃないかなと思います。
さらに、競技の魅力について次のように語る。
赤松:走高跳って単純な種目ですけど、走って、踏み切って、跳ぶ。単純な動きの中に改善点がたくさん見つかるんです。ここを変えてとか自分が思っていなかったところを変えてみようかなとか、考えながら走高跳を組み立てていく作業自体が楽しいなと思える種目ですね。成功より失敗から得られるものの方が多いです。同じように走っていって跳んだのに失敗してしまうのは何かが足りていない違う部分があるので、それが自分の中で分かるようになると走高跳は2回まで連続で失敗できますけど、3回目になった時にここ修正しようかなというところも磨かれていくかなと思いますね。
東京世界陸上では目標としていた“パリ五輪の5位を上回るメダル獲得”はならなかったが、視線はすでに次なる高さを見据えている。今年9月に日本で開催される、アジア大会(愛知・名古屋)。東京世界陸上で入賞しすでに出場権を持つ赤松が、32年ぶりの地元開催で表彰台の頂点を狙う。
■赤松諒一(30)
1995年5月2日生まれ、岐阜県出身。加納高~岐阜大学~岐阜大学大学院。所属は西武・プリンスホテルズワールドワイド。身長183cm。24年8月のパリ五輪では、自己ベストを1cm更新する2m31を跳び、日本人88年ぶりの5位入賞を果たした。競技の傍ら、岐阜大学医学部の研究生という顔を持つ。

















