年末160円も「十分あり得る」

一方で、“円安予想”も。

『バンク・オブ・アメリカ』山田修輔さん:
ドル円予想2026▼年末:155円▼円高:145円▼円安:165円

「2026年もドル離れという意味でのドル安基調は続くのではと思っている。ただ一方で、日銀が1回2回利上げしても実質金利まだ十分にマイナスのままなので積極的に円を買おうという流れにはならないのではないか」

――そういう意味で言うと円安、インフレが定着する年ということか

山田さん:
「定着はおそらく25年にした感じで、26年もその流れ。よりカギとなるのはドルの動き。新議長が就任して利下げをどれだけするのか。ただ利下げをしたとしても、おそらくインフレを喚起する効果が出ちゃうので、将来的な利上げの織り込みも入ってくる可能性がある。なのでドル円としてはそこまで円高にならないのではと思う」

――一番円安を予想したのは植野さんで、年末160円。ここまで覚悟しなきゃいけないと

『三菱UFJモルガン・スタンレー証券』植野大作さん:
ドル円予想2026▼年末:160円▼円高:150円▼円安:166.5円
「十分あり得ると思う。日本はインフレ目標2%を超えている状態が3年半も続いていて、現実のインフレ率が3%。もはやデフレでない国がリフレ政策をやると言ったら、国債と円が売られるのは当たり前。何もしなければ160円を超えて162円も超えて、介入が出てくるような催促相場みたいになると思う。165円まで行くと今度はドル売り介入も出てくるので最終的には160円ぐらいで収まるのではないか」