中国企業が日本企業に対し、レアアース取り引きを一時停止する方針や新しい契約を結ばない方針を伝えたことが分かりました。

複数の関係者によりますと、一部の日本企業はレアアースの取り引きを行っていた中国企業から取り引きを「待って欲しい」として一時停止する方針や新しい契約を結ばない方針を伝えられたということです。

中国商務省は6日、高市総理の台湾有事をめぐる発言への対抗措置として、日本に対し軍事転用の可能性がある品目を輸出することを禁止していて、この措置が影響した可能性があります。

この措置は、輸出規制の対象となる具体的な品目が示されていないことから、日中外交筋は「今後、リスクを避けようという動きが中国企業に広がる可能性がある」と指摘していて、日本向けのレアアース輸出を控える動きがさらに広がる可能性があるとの見方を示しています。

また、ウォール・ストリート・ジャーナルは中国政府の決定に詳しい関係者の話として、一部のレアアースやレアアース磁石について「日本向けの輸出許可の審査が停止された」と報じました。

対象は「日本の防衛産業だけではなく、産業全体に及んでいる」としています。