アメリカの都合が見え隠れ

アメリカの動きがベネズエラで終わらない可能性はあるのだろうか。野神氏は、西半球という観点で気になるのはコロンビアだと述べる。

「トランプ大統領が、ベネズエラに次いで気にしてるのがコロンビア。産油国としては小規模だが、開発次第では生産を拡大できるポテンシャルがある。もしかしたら介入して、場合によっては政権を事実上交代させる、ないしは変化を促す。その結果として、石油の生産を拡大させていく、というところが西半球の中であるかもしれません。」

今回の攻撃には、麻薬対策という表向きの理由のほか、石油利権、支持基盤への配慮、地政学的思惑、複数のアメリカの都合が重なっているのかもしれない。ベネズエラの未来は依然不透明だ。