トランプ氏、ベネズエラを「運営する」 どうなる?

小川キャスター:
アメリカが“力と利権”の論理にシフトしているという中で今後はどうなっていくのでしょうか。

トランプ大統領は4日、「We’re going to run the country.(ベネズエラを“運営”する)」と発言しています。

また、ウォール・ストリート・ジャーナルは5日、「攻撃の1か月前に、複数の石油企業幹部に対して『準備を整えろ』とメッセージを送っていた」とも報じています。

星浩氏:
“運営する”とは普段あまり聞かない言葉ですよね。

アメリカが、ワシントンからベネズエラを遠隔操作するわけにはいかないでしょうから、地上軍や石油の技術者を投入することが考えられますが、そうなると、そこが再びテロの攻撃対象になり、犠牲者が出る可能性があります。泥沼化してしまうわけです。

同じようにイラクにアメリカが介入を始めたことで、泥沼化したというアメリカ人にとっては苦い思い出があります。

トランプ大統領は“運営する”と言っていますが、現実にはそう簡単ではないと思います。

藤森キャスター:
具体的な“運営”の仕方も明らかになっていない中で、アメリカだけではなくて“力と利権”の論理による世界の動きが、これ以上広がることは避けなければならないですね。

星浩氏:
日本は特に“法の支配”の論理を唱え続けてきました。日本がどのような主張をするのかは世界中が見ているので、毅然と、主張を明確にしていく必要があると思います。

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<プロフィール>
星浩さん
TBSスペシャルコメンテーター
政治記者歴30年 福島県出身