長周期地震動の階級とは
長周期地震動の「階級」は、長周期地震動による揺れの大きさを示すもので、「震度」とは異なります。階級4が観測された鳥取県西部では、地上と比較して高層ビルの高層階などで大きく揺れた可能性があります。
長周期地震動は、周期の長いゆっくりとした揺れで、高層ビルなどでは揺れがなかなかおさまらず、数分以上揺れ続けることがあります。
東日本大震災でも観測 700キロ離れた場所でも長い揺れで被害
長周期地震動の揺れは、2011年3月11日の東日本大震災でも観測されました。
震源から数百キロ離れた東京や神奈川などで高い建物や野球場の照明灯が、ゆっくりと大きく揺れました。
東日本大震災では、震源地から700キロ以上離れた大阪市での震度は3でしたが、55階建て高層ビルが大きく揺れ、エレベーターのロープが損傷して乗っていた人が一時、閉じ込められるなどの被害が出ました。
このように震源から遠く離れた場所でも高層ビルなどをゆっくりと揺らす周期の長い大きな揺れが、「長周期地震動」です。
「長周期地震動」の揺れは、4段階の「階級」で示されます。
1は、室内にいたほとんどに人が揺れを感じ、ブラインドなど吊り下げられているものが大きく揺れます。
2は、室内で「大きな揺れ」を感じ、物につかまらないと歩くのが難しくなります。
3は、立っていることが困難な「非常に大きな揺れ」で、
4は、はって動くことしかできないような「極めて大きな揺れ」となります。
階級3か4の揺れが予想される場合に、緊急地震速報で警戒が呼びかけられますが、気象庁は過去の例では国内で階級3か4が観測される頻度は年に1回か2回程度としています。














