2024年12月、山口県周防大島町で児童8人を乗せた町営バスがガードレールなどに衝突したあとも運行を続けた問題で、バスを運転していた70代の男性が12月17日付けで柳井簡裁から罰金3万円の略式命令を受けました。

周防大島町教育委員会などによりますと2024年12月、周防大島町で児童8人を乗せた町営バスがガードレールや郵便ポストなどに衝突しました。

バスは町から委託を受けたタクシー会社の70代の男性が運転していて、男性は警察に通報せずに運行を続けました。

約500メートル先でバスを止めたところ、危険を感じた児童6人がバスの窓から飛び降り、このうち2人がひざをすりむくなどの軽いけがをしたということです。

2025年7月、男性は過失運転傷害と道路交通法違反の疑いで柳井区検に書類送検されていました。

柳井区検は12月17日、男性を道路交通法違反で柳井簡裁に略式起訴、過失運転傷害については不起訴としました。

24日、柳井簡裁は道路交通法違反で男性に罰金3万円の略式命令を出しました。

男性は2025年7月までの町の聞き取りに対し「当時は体調が悪かった。児童を送り届けなくてはという気持ちで運行を続けた」と話していたということです。

事故をめぐっては町と児童の保護者らとの間で和解が成立しています。