23日に腹痛や水様性下痢、血便の症状がありましたが、すでに回復しているということです。感染経路などを県が調べています。

出雲市内では25日以降、判明順にいずれも男性で20代、50代、80代、20代のO157感染が判明していて今回の男性で5人目になります。ただし接触者調査で分かった2人以外の関連は確認できていないということです。

島根県内で今年に入ってからのO157の患者は計59人になりました。
県では、O157感染は冬も少なくないとして、感染予防のため手洗いの励行や食肉は中心部までしっかりと加熱すること、生肉を扱う調理器具と使い分けることなどを呼び掛けています。

また腸管出血性大腸菌感染は重症化させないことが重要だとして、下痢、血便などの症状があれば早めに医療機関を受診すべきとしています。