大規模火災に見舞われた大分市佐賀関で28日、地元の人たちが新年に向けシンボルとして親しまれている早吸日女神社のしめ縄を張り替えました。
早吸日女神社は海上安全や厄除けの神様として「関の権現様」と呼ばれ、古くから信仰を集めています。新年に向けて28日、氏子ら地元の人たちが集まり大規模火災があった現場近くの高台にある椎根津彦神社からしめ縄の張替えに取りかかりました。
また県の有形文化財に指定されている早吸日女神社の本殿や鳥居などにも真新しいしめ縄を飾り付けていきました。(小野眞一郎宮司)「大変な思いをした1年であっても気持ちを切り替えて、前に向かって強い意志で突き進めば、その先に成功があるということで祈りを捧げていただければ」佐賀関では最大で180人が身を寄せていた避難所が26日閉鎖となり、被災者は仮住まいで新年を迎えることになります。














