コロナ禍がパークの存在意義を考えるきっかけに
―――新型コロナの時期は副社長でしたが、やはり大変でしたか?
当時はパークがクローズするなど、人との接触を避ける社会になっていったので、「テーマパーク」というビジネスが、今後どうなっていくんだろうと、みんなが不安だったと思うんです。なので僕自身は、このタイミングで一度振り返ろうと。なぜこの社会にユニバーサル・スタジオ・ジャパンが存在しているのか、存在価値や存在意義を考えるきっかけにしようと。前向きにこれからの未来を考える上で、非常に重要なことだったと思っています。
―――改めてテーマパークの意義・意味とは?
コロナ禍は人と人の接触はなくなり、全てのことがリモートやデジタルでのコミュニケーションになりました。ですが、やはり直接話をした方がいろいろなアイデアや信頼関係が生まれるなと思ったんですよね。テーマパークは、友達と一緒の時間を過ごして体験する非常にアナログな部分があって、これはやはり人間として必要なんじゃないかなと。また、エンターテインメントは人に元気を与えるし、自分が自分なりでいいんだと解放された気分をご提供できると考えています。














