こうした「AIサンタ」は今年クリスマスの大きなトレンドに。
SNSにはこうした自宅にサンタが来たという場面を生成した写真や動画がこぞってアップされ、「AIの使い方の最適解」「子どもたちへの最高のプレゼントになりそう」「我が家もやってみたい」と、肯定的な意見が相次ぎました。

一方で、「絶対にやめて」「親のエゴでは」「倫理観やばい」など否定的な意見も見受けられます。

作ったけれど…“AIサンタ”を見せなかった女性の場合

「クリスマス前にAIでサンタが来たような動画や写真が作れると知って、我が家もやってみたい!と実際に作ったんです。ただ、後々の影響を考えると尻込みしてしまって…作ったはいいものの、子どもには見せませんでした」

こう話すのは、別の家庭の女性(30代)です。

30代女性
「クリスマスが近づくにつれ、年長の子が『うちには煙突ないけどサンタさんはどこから来るのかな?』『トナカイはどこで待ってるのかな?』とドキドキワクワクしていたので、実際にサンタが来たよと写真を見せたら絶対に喜ぶだろうなと。
ただ、いつの日か本当のことを伝える時にどうすればいいんだろう?と思ってしまって…『あれは嘘の写真だったんだよ』というのは子どもを傷つけそうですよね。
また、いずれ友達同士で『サンタさんがいる、いない』という話になった時に、写真のことを出してトラブルにつながったりする可能性もあるのかなと考えて、作った写真を見せることはしませんでした」