「大きな悩み」…そして思いついた ふたつ目の「魔法」

「なにせウチのすみっコパソコンは中古だし箱もない。どうやったら中古でも娘さんに怪しまれず喜んでもらえるか…」

そこで思いついたのが、「うちの子がサンタさんにプレゼントを返したことにする」というストーリーでした。

つむさゆさんは、娘のつむぎさんにこのストーリーを説明。

パソコンを受け取る女の子へ向けた手紙を書いてもらうようお願いしました。

中学1年生のつむぎさんは「思春期&反抗期の真っ最中」。「でも田舎の子なので、こういうのはイヤがらずに書いてくれました」とつむさゆさんは笑います。

つむぎさんは、「6歳はカタカナ読めるのかな?」と、いろいろ考えながら手紙を書いてくれました。

【つむぎさんの手紙】
はじめまして。わたしは13さいのつむぎといいます。わたしが10さいのときにさんたさんにもらったぷれぜんとなんだけど もうつかわないのでさんたさんにかえします。つぎにこれをもらったおともだちがよろこんでくれたらうれしいな。らいねんもさんたさんにぷれぜんとがもらえるように いろんなことをがんばってね。

つむぎさんが考えながら書いた手紙(つむさゆさん提供)

渡すかどうかはHariboさんの判断にお任せするとして、サンタさんの代理として、つむさゆさんも手紙を書きました。

「6歳の子には本当はプレゼントできない品物なんだけど、サンタのところに返してくれたお姉ちゃんがいたから、特別にプレゼントするね」という物語にしたのでした。