旧上九一色村の住民が撮影 1000枚の写真が語る“教団との闘い”の真実
そもそも旧上九一色村は、 竹内さんらが戦後、開拓した土地でした。マイナス20度になる寒さに耐えながら森を切り開き、酪農を中心とした集落を築きあげたのです。
だからこそ、この土地を教団に奪われたくない…竹内さんは、教団が起こす異様な行為を証拠として撮影し、行政や警察に取り締まりを要望。しかし、公的機関の対応が慎重だったため自ら先頭に立ち戦いました。
竹内精一さん
「身の危険を感じてそれを表に出したら戦いはできない。覚悟がなければ、結局逃げ腰になってしまう」
30年経った今年、97歳になった竹内さんは「サリン」が旧上九一色村で作られたことを未然に防げなかったことを後悔しています。
竹内精一さん
「地下鉄サリン事件は防げたのではないか…多くの人が亡くなってしまった。慚愧に耐えない」

















