バンド結成2年でメジャーデビュー スピード感がすごく速く…
「僕が出る初めてのライブの時には、レコード会社の方々が見に来ていて。本当にお客さんとかは2、3人とかしか入ってない状態だったんですけど。大森が個人で音楽活動しているということも、もう発信していたので、どうやらなんかすごい高校生がいるぞということで見に来てきてくださっていて」
「そのスピード感が速いからこそ、めちゃくちゃ焦っていましたね。自分の技術が追いついていってないから。僕はバンドで初めてキーボードやり始めて、キーボードの音色選びとか全然わからないですし。高校でやっていたピアノとは全然違いますし。バンドにおけるキーボードって何だろうというのをずっと模索しながらやり続けていました」
しかし、バンド活動に迷いはなかったと藤澤は言う。大森のビジョンに惹かれてバンドに参加したからだ。
「本当はこういうことやりたいのにみたいなことは、バンド活動に対して一切思ったことはなくて。大森にバンドに誘ってもらって、その時に彼がすでに作っていたデモ曲も何曲か聞かせてもらったりとか、すでに養成所で歌っていたりする姿も見ていましたし。彼は人として何か見据えているものがあって、明確に自分の音楽に対して、アーティスト像というものに対してビジョンがあって」
そんな大森の姿に魅了され、共に歩む道を選んだという。














