▼「思考のゆがみは顕著」なぜストーカーを繰り返すのか…

 見ず知らずの女性に対し、執拗につきまとった谷本被告。犯罪心理学に詳しい筑波大学・原田隆之教授は、谷本被告の人物像について「後先を考えない衝動性」「人との距離感を誤り相手の気持ちを理解できない」と分析。「過去の裁判でも“思考のゆがみは顕著”という指摘があった」と話します。

 なぜストーカーをしてしまうのか。どうすればストーカー行為から脱却できるのか。これらについてさらに考えるために取材したのが、ストーカーだった人たちの更生支援に取り組む団体「ストーカー・リカバリー・サポート」です。

▼ストーカー加害者自身が取り組む更生支援

  

 この団体の代表を務める守屋秀勝さん(60)自身、元ストーカー加害者で、自身の経験を生かして活動に取り組んでいます。

 取材を通して見えてきたのは、「相手に対する執着心を断ち切る難しさ」と「根気強い更生支援」の必要性でした。