福島第一原発の処理水について東京電力は22日、今年度6回目となる海への放出を完了しました。
福島第一原発にたまる放射性物質・トリチウムを含む処理水について、東京電力は22日正午ごろ、今年度6回目、通算17回目となる海への放出を完了したと発表しました。
処理水をめぐっては8日、青森県東方沖を震源とする地震によって県内で津波注意報が発令されたため、海への放出を一時停止、注意報が解除された9日に放出を再開しました。今回はおよそ7800トンの処理水を放出していて、当初の計画と比べて放出完了の遅れはなかったということです。
東電は今年度、およそ5万4000トンの処理水を7回に分けて放出する計画で、これで残り1回となります。














