奄美大島の大和村で、物価高騰対策として1人2万円の現金給付が始まりました。

物価高騰に対応する国の交付金をうけ、鹿児島県の大和村は、およそ4500万円の予算で村民1人につき現金2万円、商品券1万円分を給付します。

国直集落の公民館ではきのう21日から現金2万円の給付が始まり、住民が世帯の人数分の現金を受け取っていました。

(給付金を受け取った住民)「ありがたいです、とても。子どもがいるとお金もかかるので助かる。お正月前なのでさらにうれしい」

(給付金を受け取った住民)「年末のお金がいる時期に、こういうお金もらえてありがたいです。先駆けてもらえて、大切に使います」

(大和村住民税務課・直島秀治 課長)「村民の人たちに、手渡しで現金をする(渡す)ことによって、年末の負担の軽減になると思って、今回現金支給を実施した」

大和村の1人2万円の現金給付は来年3月31日まで、住民税務課で受け付けます。