高校3年間で女子800mの日本記録を2回更新、9月の東京世界陸上にも出場し、世界レベルへの階段を駆け上がっている東大阪大学敬愛高校3年の久保凛(17)。21日に京都で行われる全国高校駅伝は高校のユニホームを着て走る最後の大会となる。去年は2区で16人抜きを見せたスーパー高校生の成長を、独自取材と大会後の言葉で振り返る。(第1回/全2回)

2024年4月13日金栗記念「憧れの存在」田中希実と初レース&シニア大会初優勝

久保:初めて憧れの選手やシニアの選手と走れる機会で、その中で初めてだからこそ、チャレンジをして最初から積極的なレースをする事が出来て、優勝という結果で終わる事が出来て良かったです。

Q.待機所で田中選手をチラッと見ていたが

久保:今日は憧れというのを無くして走ろうと思っていたんですけど、試合前の雰囲気とかどういう感じか、憧れの選手なのでそういう部分は気になりました。集中力を高めている部分が見ていて感じた部分でもあったので、その部分はすごく良い経験をする事が出来たと思っています。

2024年5月12日木南記念 日本GPシリーズ3連勝

久保:今回の木南記念が母の日だったので、絶対勝つという事を思っていたので、今日は家に帰って、いつもありがとうと伝えたいと思います。グランプリレースを3戦連続で優勝出来ている部分は、自分の中ですごく自信になるかなと思っていて、ここで止まらずに次の大会に向けて頑張っていきたい。

2024年5月13日 独自取材 オフの日は「ひたすら寝る」癒しの存在は愛犬・ふうた

久保:オフの日は、睡眠時間を多く取るっていうことを自分の中で意識していて、とにかく体を休めるという部分で自宅で休んでいます。自宅で犬を飼っているんですけど、その犬と遊ぶことですね。

Q.犬の名前は?

久保:ふうたです。小学校6年生の時から飼っています。

Q.好きな食べ物は?

久保:オムライスとフルーツは全般好きで、カレーも好きです。

2024年6月30日 日本選手権で初優勝&U18日本新記録

久保:レース前は少し緊張もあったんですけど、この大きな舞台を「楽しもう」という風に監督(野口正嗣、東大阪大学敬愛高)とも話をしていたので、楽しんで勝ち切る事が出来た。今回の優勝がとても自分にとって自信になると思うので、世界大会や次はオリンピックや世界陸上に出場出来るようにしっかりこれから練習にも励もうと思います。