「ホテルは値下げしても埋まらない」京都ならではの理由とは?

 現在の京都について、鳥海氏は「決して街がガラガラというわけではないが、ホテルは値下がり。5000円台のビジネスホテルも」と指摘。地下鉄で観光地を回れる東京では「ホテルは空いても埋まる」一方、京都では観光地に行くためにバスが必要となるため、そのバスが混雑していて日本人の“京都離れ”が起き、ホテルは値下げをしても埋まらないと言います。

 京都市内のホテルからは、次のような声が聞かれました。

 ▼「まわりが下げているので下げざるを得ず、1割程度下げている」
 ▼「中国からのキャンセルは相次いでいるが、その分、国内や他国の客が増えた」
 ▼「京都市内のホテル全体、例年より下がっていると思う。過熱が落ち着いた感じ」
 ▼「半数が中国人団体客だったが、3月まで全てキャンセル。価格も値下げ」