「空港ロビーでは中国語があまり聞こえない」特に関西への影響大?

中国人観光客は本当に減っているのか?航空・旅行アナリストの鳥海高太朗氏は次の3点を指摘しています。
▼「中国便減便の影響で、空港の到着ロビーでは中国語があまり聞こえない」
▼「特に関空は中国便が多かった。関西での減少は大きい」
▼「3月まで減便するので物理的に来られない」
一方、近畿大学・経営学部商学科の高橋一夫教授は「京都の観光事業者にとって、中国人は冬の閑散期に春節休みなどを利用して来てくれるありがたい存在」と指摘。
去年1年間で京都市に宿泊した外国人の数を国別に見ると、中国が1位で約20%。2位がアメリカで約15%、3位が台湾で約10%と続きます。
<2024年 年間 京都市外国人宿泊客数 国・地域別>
▼1位 中国 21.3%
▼2位 アメリカ 15.3%
▼3位 台湾 10.1%
▼4位 韓国 6.3%
▼5位 オーストラリア 5.4%
(京都市観光総合調査 のべ人数)
2位アメリカの来日が減少する1~2月に来日する中国人が多く、外国人観光客が少なくなる“冬場”に需要を支えていたという構造も見て取れます(2024年 月別 京都市外国人宿泊客数 国・地域別構成比<京都市観光総合調査>より)














