長崎県時津町が内閣府から「ワイン特区」に認定され、町内で生産されたブドウを原料に果実酒を製造する際の規制が大幅に緩和されました。
果実酒を製造するための「酒類製造免許」を取得するには、最低でも年間6キロリットルを製造する必要がありますが、「ワイン特区」では特例措置でこれが2キロリットルまで引き下げられるものです。
時津町は県内最大規模のブドウの産地ですが、これまで町内で栽培されたワイン用のブドウは、町外で加工・製造されてきました。
最低製造量の緩和により今後は農家などの小規模事業者もワイン造りに参入しやすくなるということです。
時津町の「ワイン特区」認定は南島原市に続き県内では2例目で、時津町は地域産業の振興を期待しています。













