海運大手の商船三井が5年ぶりとなる社長交代人事を発表しました。57歳の田村専務が昇格し、経営体制の若返りを図ります。

商船三井 田村城太郎 新社長
「自動車船などあわせて900船以上の船舶を運航する総合海運企業として、世界的にもユニークな存在と自負しています。それぞれの強みをさらに伸ばして、盤石なものにしていく」

商船三井は来年4月1日付で橋本剛社長(68)が代表権のある会長に就任し、田村城太郎専務(57)が社長に昇格する人事を発表しました。橋本氏は2021年から社長を務めていて、主力の海運事業のほか、クルーズ船や不動産事業などへの投資を進めてきました。

会社としては、5年ぶりの社長交代で若返りをはかり、多角化した事業の収益性をさらに強化したい考えです。