福島県猪苗代町にあるスキー場では、20日のオープンを予定していましたが、雪不足で延期となりました。書き入れ時の年末年始を前に、関係者は「恵みの雪」を待ち望んでいます。
19日、猪苗代町のリステルスキーファンタジアで行われた「安全祈願祭」。関係者およそ20人が参加しシーズン中の無事故を祈りました。こちらでは当初、20日のオープンを予定していましたが…。
佐々木夢夏アナウンサー「ゲレンデを見渡すと、全体的には白い雪に覆われていますが、一部では地面の草が見えている状態です」

雪の量が十分でないとして、19日、オープンの延期を決めました。スキー場のオープンには30センチほどの積雪が必要なため、いま10台ほどの人工降雪機を使い準備を進めています。
ホテルを併設しているこちらでは年末年始が一番の書き入れ時。関係者は一日も早いオープンを目指して恵みの雪を待っていますが、気象台によりますと、県内ではこの先1週間、平年よりも暖かい日が続く予想です。
ホテルリステル猪苗代・月井英美総支配人「12月に入って降雪と人工降雪とあわせてなんとかオープンできるかなと思っていたが、ここにきてこんなに暖かい日が続くと思わなかったので残念ですね。なんとかクリスマス以降の年末に合わせたいと思っているところ」

オープン日は未定でリフトの運行は見送られますが、雪がある一部のエリアを20日から遊び場として開放し、そりの貸し出しも行うということです。また、スキー場がオープンするまで、ホテルの宿泊客には、すでにオープンしている周辺のスキー場への無料送迎バスを出すということです。















