23年、和歌山県田辺市の認可外保育施設で生後5か月の女の子が窒息死した事故で、当時の代表が業務上過失致死の罪で起訴されました。

 起訴されたのは田辺市の認可外保育施設「託児所めぐみ」の元代表・西野恵子被告(67)です。

 起訴状などによりますと、西野被告は23年7月、柴尾心都ちゃん(当時5か月)を預かった際、心都ちゃんがうつ伏せで寝ていたことに気づかず窒息死させたとして業務上過失致死の罪に問われています。

 西野被告は事故当時、0歳から6歳の子ども4人を2人以上で保育しなければいけないところ、国の基準に反して1人で預かっていたということです。

 心都ちゃんの母親は「起訴されて本当によかったです、裁判では嘘をつかずに話してほしいです」などとコメントしています。