今年10月、埼玉県鶴ヶ島市の老人ホームで入所者の女性2人が殺害された事件で、逮捕された元職員の男が、「入居者なら簡単に殺せると思った」などと供述していることが、捜査関係者への取材で新たに分かりました。
この事件は今年10月、埼玉県鶴ヶ島市の老人ホームで入所者の女性2人が殺害されたもので、元施設職員の木村斗哉容疑者(22)が殺人の疑いで逮捕されています。
木村容疑者はこれまでの調べで、「施設や2人に原因がある」「死刑になりたかった」などと話していますが、その後の捜査関係者への取材で、「以前から人を殺したい気持ちを抱いていたが、人間関係のトラブルなどがあり、その気持ちが高まった」「入居者なら簡単に殺せると思った」などと供述していることが捜査関係者への取材で新たに分かりました。
また、木村容疑者について、さいたま地検はきょうから刑事責任能力を調べるための鑑定留置を始めたということです。
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