「ここにいるのが怖い…」震度6強の青森県八戸市 被災地のリアル
島元萌々子 記者
「地震による建物への被害が集中した八戸市糠塚です。けさ、市の職員による調査がようやくはじまりました」
八戸市糠塚地区は、これまで市の調査が入っていませんでした。
島元萌々子 記者
「8日の地震の影響で、こちらのブロック塀は大きく損傷し、このあたりは完全に崩れてしまっています」
住宅の被害はさらに深刻です。
家族4人で暮らす女性は地震当時、就寝中でした。
被災した住宅の女性
「尋常な揺れじゃなかったので、娘はベッドから投げ出されて、気づいたらベッドの下にいたと…。(娘は)地震のあとに『どうして自分がここにいるんだろう』と言っていた」
大きな揺れで、家具やキッチン用品などが部屋中に散乱しました。
被災した住宅の女性
「(ファンが)たぶん 天井にぶつかって傷がついた」
大きな家具には、金具をつけて地震の対策はしていましたが、その対策を上回る揺れが襲いました。築30年の木造住宅は、壁に大きな亀裂が入り、床は傾いてしまっています。
駐車場は地割れを起こし、物置き小屋と灯油タンクは倒れました。東日本大震災のあとで直したフェンスも波を打つように曲がっています。
被災した住宅の女性
「この前見た時よりも広がっていますね…。余震ですかね。ショックです…」
震度6強の揺れを観測した地震から9日―。
家を少しずつ片付け、現在はリビングで寝ていますが気が休まるはずの家が“恐怖の原因”になりました。
被災した住宅の女性
「仕事に行っている時はいいんですよ。気がまぎれるから…。でも夜になって帰ってくると、やっぱりもう考えることが『恐ろしい、怖い、ここを直さなきゃ』っていう。その思いだけで…。『朝をちゃんと迎えられるんだろうか』とか思います。とにかくもう大き地震がこないことを祈るばかり」
津波がこない高台に土地を買ったはずが、引っ越しを考えるほどの災害に見舞われました。
被災した住宅の女性
「この先ここにいるのが怖い。娘たちにあげてもいいと思って建てた家だけれども、私たちと同じような思いをさせたくない」
県の最新のまとめでは、建物被害は1039件となり、このうち住宅は101件に上っています。













