■見えてきた備えの重要性
現地で取材を進めると、見えてきたのは日ごろの備えの重要性です。
こちらの避難所では、地震の発生後一時間もたたないうちに、ストーブや毛布などの暖を確保した仮設テントを設置し、避難者の受け入れを始めました。

また、東日本の地震の時に津波が建物一階まで来たことを受け、避難者の受け入れは二階にしました。
八戸市の給食センターではレトルトのカレーを常備し、災害時に給食を提供できる環境が整えています。

教師「(非常用の給食を食べることで)少し緊張感が高まるというか、そういう意識が忘れかけた時なので、忘れてはいけないなと思いました。やっぱり当たり前の日常がすごくありがたいことなんだと感じてしまいます」

避難所を訪れていたこちらの夫婦は、普段から地震への備えを行っていました。
避難者「寝袋とかはいつも枕元に置いている。普段から持っていく懐中電灯や寝袋を枕元に置かないとダメだなと思いました」















