佐賀関で発生した大規模火災から18日で1か月となります。仮住まいとなる市営住宅の二次募集が締め切られる中、現地では17日ボランティアが電化製品を搬入する作業にあたりました。
大分市では佐賀関の大規模火災で被災した住民の仮住まいとして市営住宅の提供を進めています。こうした中、坂ノ市エリアにある市営住宅では17日新たな入居に備えて電化製品が搬入されました。

大分市社会福祉協議会や地元のボランティアら15人ほどが参加して、入居予定の2部屋にオーブンレンジや炊飯器といった日常で使う生活家電を運び込みました。また、今後の入居に備えて9部屋分の家電製品を空き部屋に一時保管しました。
(大学生ボランティア)「力になれればいいなと思って、ボランティアに応募した。たくさんの家電とかを運んで、一日でも早く被害にあった方々が快適に暮らせるようになればいい」
(地元ボランティア)「早期に復興に向けて私たちも微力ですけども、取り組んでいきたい」
市営住宅の1次募集では27世帯の入居が決まった一方、12世帯が入居できなかったことから、市は新たに27戸を用意して16日まで2次募集を実施しました。
今回用意された市営住宅は佐賀関と坂ノ市、大在、鶴崎、下郡の5つのエリアで、市によりますと13件の申し込みがあったということです。

2次募集では18日入居者が決まり、19日から入居ができるようになります。避難所には、17日正午時点で52世帯72人が避難しています。














