狭い路地、地域で守る「自衛消防隊」

空気が乾燥し、火災が起こりやすくなるこの時期。家庭での備えが欠かせない一方で、2025年に相次いだモバイルバッテリーの火災にも、引き続き注意が必要です。
12月7日、静岡県内各地で行われた地域防災訓練。静岡市駿河区の小鹿地区では、がれきからの救出活動や可搬式ポンプを使った放水体験、消火器による初期消火訓練が行われました。
<参加者>
Q. 消火器は難しかった?
「難しくはない。思ったよりも結構簡単だった」」
<参加者>
「普段は気にしていないので、準備はしておかないといけないなと思う」
小鹿地区は住宅が密集し、道が細く入り組んでいるため、大型の消防車の進入が難しく、自主防災会の中に「自衛消防隊」を作って大規模火災に備えています。
<小鹿自主防災会 佐野欣弥会長>
「火事というのは意識としては地震よりは多少低くなるかもしれない。毎年同じことの繰り返しになるかもしれませんが、地道に伝えていければ」














