世界で進むSNS規制 日本では?
小川彩佳キャスター:
制限されればされるほど、そこに反抗したくなる気持ちも高まってしまうのかもしれないですね。

藤森祥平キャスター:
子どもへのリスクを減らすために、オーストラリアでは、16歳未満のSNS利用を禁止する法律ができました。
現地では「たばこやお酒と同じように有害」という声もあり、反映されているそうです。
「TikTok」や「X」など10のサービスが対象になっており、適切な措置を講じなかった運営会社には罰金として、日本円で最大約50億円の罰金が科されるというルールになっています。
オーストラリアだけではありません。

【子どものSNS・スマホ制限】
・マレーシア:来年~、16歳未満のSNS利用制限へ
・デンマーク:早ければ来年~、15歳未満のSNS利用禁止へ
・EU:16歳未満のSNS利用制限、賛成多数で可決
・韓国:来年度~授業中のスマホ使用禁止
小川キャスター:
SNSの功罪の「罪」の部分が、どんどん今大きくなってしまっているところもあるのかもしれません。
ただ今の若い世代の皆さんにとって、SNSは日常と切っても切れないものになっています。これを突然制限されるのは、それをよりどころにしている方たちにとっては、本当に酷なことで、同時進行で行っていかなければならないことがたくさんあるように感じます。
TBSスペシャルコメンテーター 星浩さん:
私は規制が必要だと思います。先進国の中では、むしろ遅きに失している方だと思います。
2つ理由があり、1つは闇バイトといった犯罪の温床になっています。もう1つは、これだけフェイク情報があふれかえっていると、若い人の思考能力に影響を与えていると思います。
その2点から早急に規制が必要ですし、それとは別に、学校でメディアリテラシーの教育が非常に大事になってきていると思います。
藤森キャスター:
教える大人側もついつい夢中になってやっている。その姿を子どもが見たら、それは子どももやりますよね。なかなか言い出しづらいんですが、一緒にやっぱり学び合わないといけないですね。














