「市との連携不足」浮き彫りになった課題

爪痕が色濃く残る被災地で行われた地域防災訓練。被害が大きかった牧之原市細江区では、市の職員と区の役員がディスカッションを行い、台風15号の対応で直面した課題を共有しました。
<住民>
「市との連携がやはり課題だと思います。なかなか市との連携が不足していたのではないか」
市と区と町内会の間で、被害状況や安否確認の共有がスムーズに行えなかったといいます。
<牧之原市細江区 山崎泰区長>
「今回は連絡を取りたい町内会長が被害を受けたこともあるので、発生当時に情報収集というのは現実的には無理だったんだろうなと思います」
竜巻が起きた際、津波の避難場所に指定されている施設の駐車場に雨水がたまっていて車が止められなかったことなど、さまざまな課題が浮き彫りになりました。
<牧之原市 杉本基久雄市長>
「さまざまな気付きがありました。ああしよう、こうしようと次につなげる、市のマニュアルや防災計画に役立てる」














