裁判のやり直しについて定めた、いわゆる「再審法」の見直しについて、法改正に向けた要綱案がまとめられました。
袴田巖さんのようなえん罪被害をなくすための第一歩となる動きですが、弁護士などからは「改悪だ」などの声が上がっています。
<袴田巖さんの姉 ひで子さん>
「せめて人間を守るような法律を作ってほしい」
2月2日、袴田巖さんの姉・ひで子さんが不満をにじませたのは、再審法の改正に向けた議論の結末についてです。
一家4人殺害事件でいったん死刑判決を受けた袴田巖さんは、審理が長期間にわたり、再審請求から無罪を勝ち取るまでに43年もの時間を要しました。
再審に至る規定を定めたいわゆる再審法は不備が多いとの指摘もあり、法務大臣の諮問機関「法制審議会」が見直しについて議論を進め、2月2日に法改正に向けた要綱案をまとめました。
要綱案では、審理の長期化を防ぐため、裁判所が請求内容を調査するなどの手続き規定を新たに設けました。














