この先6年、生ハムを提供する作業ができなくなるかも

石川県金沢市木倉町のスペイン料理店「アロス」を営む石浦隆史さんは「生ハムを提供するこの作業も先6年できなくなるかもしらんね」と、影響の広がりを心配しています。

現在、訪れた客の8割がサラミや生ハム、チョリソーなどを注文していて、スペイン産の豚肉はメニューに欠かせませんが、石浦さんは「2月までは日本のストックがあるので、そこまでは使えるかとは思う。なくなると思うとお客さんもがっかりするやろうなと思う」と客への不安拡大を懸念しています。

あと数か月すればスペイン産の豚肉製品がメニューから消えるというニュースを見た常連客などが駆け込みで訪れていると言います。

石浦さんは「色んな輸入元の業者の話を聞いても、スーパー最短で4か月、最長で5年から6年は政府が輸入をOKしないんじゃないか」とも語ります。