青森県八戸市中心街の飲食店は地震によって建物が壊れて、水漏れも発生し、客の安全を確保できない状態で、普段であれば慌ただしい時期にも関わらず営業再開の目途が立っていません。
八戸市中心街にある飲食店は、8日の地震で被害を受けて、昨日10日から休業しています。
地震直後の映像では、棚にあった酒はすべて落ちて、全体の半分にあたる100本以上が割れ、食器はほぼ全てが割れてしまったということです。
営業再開に向けて掃除や片付けを進めますが、地震直後から続く天井からの水漏れもあり、窓ガラスはひびが入り、落ちてもおかしくない状態だといいます。
バル カンデーラ 三浦圭希 代表
「柱が曲がっています。経営するにしても掃除すればすぐに、お店を開けられるという状態ではなくて、柱が曲がっているので、もしも、もう一度大きな地震が来たら倒れる可能性があるし、ここから風が入るので営業は厳しいです。危なすぎて、掃除だけで経営できるレベルではないので…。きつい」
12月は年内1番の繁忙期で、いつもの月の3倍の売り上げが見込まれていました。
しかし、店は再開の目途が立たないため30件以上の予約をキャンセルしたということです。
大きな被害を目の当たりにし、肩を落としますが1日でも早く店を再開させるため復旧を急いでいます。














