新酒のシーズンを迎えました。熊本県高森町の酒蔵には、新酒の完成を知らせる「杉玉」が登場です。

「れいざん」で知られる山村酒造では、軒先に1年間吊るされていた「杉玉」が杜氏や職人によって真新しいものに交換されました。

新酒の完成を知らせる縁起物の「杉玉」は、直径約1m 重さ60kgほどで、山村酒造では毎年、杜氏が酒造りの合間に作ります。

阿蘇で260年以上日本酒を作り続ける山村酒造。完成した新酒は「生酒」と「にごり酒」の2種類です。

山村酒造 杜氏 山村純平さん「お米の溶け具合もほどよく香りもいい具合にのっていて、なおかつ爽やかな飲み口で楽しんでいただけるかと思います」

高森町では、来年2月から3月にかけて町内限定の「れいざん」を味わえる恒例の「新酒まつり」が開催されます。