青森県で発生した震度6強の地震から11日で4日目です。青森県では、医療活動に欠かせない血液の確保にも影響が出ていることから、福島県内でも献血の協力が呼びかけられています。
今月8日、青森県東方沖を震源とする最大震度6強の地震が発生。八戸市を中心に、いまも地震の爪あとが、各地に残されています。
こうした中、病気の治療や手術に欠かせない献血にも影響が出ています。
福島県赤十字血液センター・澤田浩幸献血推進課長「青森県では、特に八戸市の方で被害が大きく、採血計画数の半分くらいしかいま確保できていない」
青森県内では、献血会場となる予定だったショッピングモールの屋根が落ちるなど、予定していた献血を行うことができず、10日は計画の半分ほどの採血量にとどまりました。
青森県の不足分をカバーしているのがほかの東北5県のため、県赤十字血液センターでは献血の協力を呼びかけています。
献血に訪れた人「今回は『青森の地震で血液確保ができない』というメールが来たので来た。微力だが、何かの役に立てればという気持ち」
現時点で東北全体で血液が不足しているわけではないものの、今後も青森県での血液確保の見通しは不透明です。
澤田課長「これから寒くなって、インフルエンザ等も流行する時期になってくるのでぜひ多くの方にご協力いただければ大変ありがたい」
福島県赤十字血液センターでは12月14日、福島市やいわき市など、4か所に献血会場を設けるということです。














