“旅費の足しになれば…” SNSに潜む“ホワイト案件”と謳った闇バイト

歌舞伎町でホストとして働き、1日100万円を稼ぐ日もあったといいますが、わずか8か月で店を退職。日雇いのアルバイトなどで生計を立てるようになります。
本橋被告
「ちょうど好きなアイドルグループのツアーが始まる直前で、その旅費の足しになればと」

Xで“ホワイト案件”などとうたうアルバイトを発見。応募すると、相手から秘匿性の高いアプリ「シグナル」に移行するよう指示されたといいます。
相手
「身分証と身分証を持っての自撮りの写真も送ってください」

本橋被告は疑うこともなく、個人情報を送信。すると、相手からは“浮気調査”に加え、強盗を意味する“タタキ”、“空き巣”など13種類の仕事内容が送られてきたといいます。

本橋被告
「タタキ(強盗)や空き巣など、明らかに犯罪のものもありましたが、浮気調査・現場確認の2つのどちらかを4、5件こなしたら、いくらくらいもらえるか質問したところ、10万から15万円と返信がありました」
本橋被告は浮気調査ならと指定の場所に向かいました。

そこに、指示役から「今から目の前の家に入って金を盗んでもらう。家には誰もいない。1300万円くらいある」と電話がありました。
“話が違う…”

そう思って「空き巣ならやらないです」と伝えると、相手の口調は一変。
指示役
「住所や実家も知っている。お前の家族や大切な人をさらって襲うぞ」

本橋被告
「母親や家族、大切な人たちの顔が頭に浮かんできました。母親が恐ろしい目に遭うかもしれないと思うと、怖くてたまりませんでした」
「『どうしよう どうしよう…』『やらないといけない』と」
逃げ道はなくなっていきました。
電話による脅しは、さらにエスカレートしていきます。














